あなたの身近に起こった超常現象 03
●これは、私が十歳のときに体験した不思議な出来事です。もう、三十年近く前になりますが、昨日のことのように思い出されます。
当時母は、近所の八百屋さんで、午後の忙しい時間だけパートをしていました。その八百屋さんには、おじいさんがいて、いつも配達をしていたのですが、よく配達の途中でうちに寄ってくれて、果物やら野菜やら、何かと置いていってくれるのです。母がいつも「こんなにしてもらったら辞められないわね。本当に助かるわ」と言っていたのを覚えています。そのおじいさんはとても明るく感じのいい人で、よくうちの祖父と玄関先で立ち話をしながら大きな声をだして笑っていました。
ある日、祖父が何か用事でいなくて、弟と二人でテレビを見ていた時のことです。玄関のドアがガチャっと開く音がして、「こんにちわー」とおじいさんの声がしたのです。私と弟は、こたつを飛び出してふすまを開け、玄関へ走っていったのですが、玄関は閉まったままでおじいさんはどこにもいませんでした。弟と私は顔を見合わせ、急に怖い感じがして二人とも何も言わずに走って部屋へ戻るとこたつにもぐり込みました。
そのうちに祖父は帰ってきたのですが、私も弟もそのことを言いませんでした。その日母は、いつもの時間になっても帰らず、七時過ぎになってやっと帰ってきました。そして「今日ね、大変なことがあったの。おじいさんが、亡くなったのよ」と信じられないようなことを言ったのです。
私は思わず言葉を飲み込みましたが、弟は我慢できずに「でも今日おじいさん来たよ」と言いました。しかし母は「配達に行く前に倒れたんだから来るわけないわよ」と弟の言葉を一蹴し、弟は泣きそう顔で私を見ましたが、私は何も言わずに黙っていました。 母の話によると、おじいさんは配達に出掛けようとして突然倒れたそうです。すぐに救急車を呼んで病院へ運んだそうですが、脳出血のため病院で息を引き取ったということでした。八百屋さんのおじさんとおばさんが病院へ行ってしまったため、母は一人でお店を見ていたそうです。やっとおばさんが帰ってきたので、母も帰ってきたということでした。大人になってから母にそのことを言ったところ、母は、弟の言葉にかなりドキッとしたものの、認めると私たちが怖がるだろうと思って取り合わなかった、と言っていました。人が死ぬときは、不思議なことがあるのだな、とあれ以来思っています。
(広島県・ゆうこさん)
天紫苑先生より
「よく亡くなる直前に、その方が別の場所で目撃されたり、訪ねて来られたりという話があります。臨死体験をされた方の中にも、自分の行きたいと思う場所へすぐに飛んで行かれた、と話される方もいらっしゃいます。きっとおじいさんの魂がお別れを言いにきてくれたのですね。」
●去年、家族が立て続けに交通事故に遭ってしまいました。兄がバイクで転倒して、鎖骨にひびが入り、母は、信号で後ろから追突されて頸椎を捻挫、父は自転車に乗っていて車と接触して転倒し、額を5針も縫うけがをしてしまったのです。幸い、どの事故も命に関わるようなものではありませんでしたが、2か月ほどの間に三人が事故に遭ってしまい、無事なのは私だけという状況に、ついに母が「何かおかしい」と言いだしました。そして母は、お墓参りをずっとしていなかったことを思い出し、「これだ!」と言ってすぐにお墓へ行ったのです。すると、なんと墓誌が倒れ、縁石にあたって上の方が大きく欠けてしまっていました。思い出すと、うちでは丸一年以上もお墓参りをしていなかったのです。 すぐに墓誌を新しくして立て直したのは言うまでもありません。それで祟りが止まったのか、私は事故に遭わずに済みました。本当に良かったです。でもご先祖さまって子孫に祟ったりするのでしょうか。 (東京都・莉奈さん)
天紫苑先生より
「それは大変でしたね。でも莉奈さんは事故に遭われなく何よりでした。私が思うには、祟りではなくて、気を付けるようにとご先祖様が知らせてくれていたのではないでしょうか。しかしだれもお墓に行かなかったので、ご先祖様の警告に気付かなかったのだと思います。ご家族の皆さんの怪我が軽かったのもご先祖様のご加護かもしれません。とにかくこれを機にお墓参りは欠かさないようにしましょうね。」
●うちの実家の庭には梅の木があって、毎年祖母はその梅で梅干しをつくっていました。その梅は大体毎年同じくらいの実を付けてくれるのですが、私が大学生の頃、ほとんど実を付けない年がありました。祖母はそれを見て、「去年おじいさんが亡くなったから、今年は梅が実を付けないね」と言ったのです。私はとても驚いて、「そんなことあるの?」というと、「そういうこともあるんだよ」と祖母が言いました。
それから20年も経ち、祖母とそんな会話をしたことすら忘れていたのですが、去年、母と電話で話していたときに、母が「今年は梅がぜんぜんならなかった」というのを聞いて、昔祖母が言っていたことを思い出しました。なぜなら一昨年に祖母が96歳で亡くなっていたからです。母にその話をすると、母は「じゃあお父さんが死んだ次の年も梅はならないのかしら」と言ったので、次は父親と決めてかかっているのがおかしくて二人で吹き出してしまいました。
他にも梅がならない年はあるでしょうし、偶然と言えば偶然なのでしょうけど、梅の木も家族の死を悼んでくれているのかなと思います。
(栃木県・沙織さん)
天紫苑先生より
「植物にも感情があるという方もいらっしゃいますし、やはり梅の木もご家族の死を悲しんでいるのかもしれませんね。それにしましても、お母様が次はお父様と決めつけているのがおかしいですね。お祖母さまもお祖父さまより20年以上長生きされていますし、やはり次に梅のなり具合を確かめるのはお母様でしょうか。」
●この前、家族で旅行に行った時に峠の展望所で撮ったものです。写真の右下の方に白い煙のようなものが立ち上っており、その後ろの画面が妙に歪んでいます。ちょうど娘の足元がその煙で隠れ、膝から下が歪んでしまっているのです。こんな写真は見たことがありませんし、とても嫌な感じがします。娘が気にするといけないのでまだ見せていません。削除してしまえばいいとも思ったのですが、勝手にそんなことをしてもいいものかどうかと思い、お便りしました。どうしたらよいでしょうか。今のところ、娘に変わったことはありません。
(福岡県・珠代さん)
天紫苑先生より
「送っていただいた写真を先生に鑑定していただいたところ、古くからこの土地にいる自然霊だということです。嫌な感じがされるということでしたが、たまたま写り込んでしまっただけなので気にされなくて大丈夫だそうです。ただ、この自然霊のパワーはかなり強く、データを保管されるだけでも影響を受けてしまうので、削除された方が良いとのことでした。」
●今現在住んでいるアパートで、引っ越して以来不思議な現象が続いています。引っ越してからもう半年以上経ちましたが、いまだに同じ現象が続いているのです。
アパートの部屋はワンルームで、玄関を入ったところが台所で奥が部屋になっています。霊が出るとか、金縛りに遭うということはないのですが、とにかく不可解なんです。台所の手を拭くために掛けてあるタオルがいつも床に落ちているのです。とにかく掛け直しても、掛け直しても、次に見ると落ちているのです。朝見ると落ちていて、それを直して会社へ行って帰ってくると落ちていて、その繰り返しなのです。試しに掛けないようにしたら、今度は洗面所のタオルが落ちていました。それを見たときは、思わず吹き出してしまいました。不思議なことに怖い感じはまったくありません。
それどころか、変な話ですが、引っ越してきてから何だかいいことばかりあるのです。実は宝くじで十万円当たりました。あと、懸賞で沖縄旅行も当たったのです。なんと新しい彼氏までできました。最近は、もしかしすると、ここは幸運の部屋なのかな、なんて思っています。
(神奈川県・みか子さん)
天紫苑先生より
「それにしても不思議ですね。幸運を呼び寄せてくれているのは、その部屋に棲んでいる座敷わらしかもしれませんよ。タオルを落とすのは、座敷わらしのいたずらでしょうか。怖さはまったくない、ということですから、きっと悪いものではないのでしょうね。また、何か変化があったらぜひ教えてください。」
●実は、旅行から帰ってきてからずっと霊現象のようなものに悩まされています。つい最近彼とも別れることになり、体調もよくありません。
旅行には一か月前に、彼と二人で行きました。東北の温泉に行ったのですが、泊まった旅館の部屋で、恐ろしい夢を見たのです。夢の中で、私はその部屋の中に一人で座っていました。すると突然、後ろからだれかが私の上に倒れ込んできたのです。見るともの凄い形相の女の人の顔がありました。私はあまりの恐ろしさに叫び声を上げ、彼に起こされて目が覚めました。突然私が叫んだので、びっくりして起こしたそうです。私はそのあと、あまりにも恐ろしくて、明るくなるまで布団の中で起きていました。
そして、旅行から帰ってからは頻繁に金縛りに遭うようになり、そうすると必ず、耳元で女の人のすすり泣くような声が聞こえるのです。ずっと頭痛が続いているし、安心して夜寝ることもできないので、フラフラになってしまいました。さらに一週間ほど前には、彼から突然「気持ちが変わった」と言われ、別れることになってしまいました。旅行に行くまではとても順調だったのに、どうしてこんなことになってしまったのかわかりません。旅行先で見たあの悪夢と、今起きていることは関係があるのでしょうか。自分としては、とても無関係とは思えないのですが。
(埼玉県・美紅さん)
天紫苑先生より
「心配されているようなので、鑑定師の先生にみていただきました。まず、彼と別れられたことに関しましては、悪夢とは関係ないそうです。しかし、夢に出てきたその女性は、その部屋で不幸なことに突然死された方で、その時の苦しみが、残留思念として残っていたために、そのような夢を貴女が見られたということでした。ただ、貴女に憑依等はしておらず、帰ってきてから金縛りに遭われたり、体調が思わしくなかったりするのは、ネガティブな霊的波動を受けた後の一時的な現象、ということでした。分かりにくいかもしれませんが、少しナーバスになってしまっているということです。 彼と別れられて落ち込んでいらっしゃるかもしれませんが、現在は霊的な悪影響はないということなのでどうぞ安心して前向きに頑張ってください。」
