内部に宿る神秘のパワー三大ピラミッド(エジプト)
歴史上、最大の建築物であるピラミッド

エジプトにはピラミッドと呼ばれる、角錐の形をした王やその家族の墓が130以上もあります。その中で最も古いピラミッドはジェセル王のもので、エジプト第3王朝時代(紀元前2686年頃~紀元前2613年頃)に作られました。これらエジプトのピラミッドの中でもっとも有名なのが、カイロ郊外にあるギザの三大ピラミッドです。
3つのピラミッドが連なる映像は、誰しもが一度は目にしたことがあるでしょう。その写真に写る、人類の歴史上もっとも大きな建築物であるクフ王のピラミッドは、現在高さ138.74m(元の高さ146.94m)、底辺230.37m、勾配51度50分40、容積約235.2万m3で、平均2.5tの石灰岩を約270万-280万個積み上げたと計算されており、その横にカフラー王、メンカウラー王のものが並びます。
ピラミッドは何のために作られたのか
約4500年前もの昔に作られたピラミッドですが、単なる墓としては大き過ぎるため、それ以外の目的があり作られたと考えられています。目的には諸説あり、巨大な倉庫や天体観測のため、失業者を雇うために作られたと考える人もいます。しかしながら現代でもっとも有力な説は、死せる王が太陽と一体化するべく、天に昇るための装置として作られたのではないか、というものです。
ピラミッドが作られた当時、エジプトでは太陽神ラーの崇拝が盛んでした。王の眠る玄室や、その他のピラミッドの内部から伸びるシャフトも、当時神と見立てられていた星座の位置を指していたりと、ピラミッドと太陽神との関係を切って考えるのは難しそうです。
ピラミッドの謎
ピラミッドには現代でも解明できていない謎がいくつも存在しています。そもそもどうやってピラミッドが作られたのか、内部構造がどうなっているのか、その全容はいまだ判明していません。
建設法
建設法に関しては今まで様々な説が展開され、時には地球外生命体等の超文明が作ったのではないかとされても来ましたが、現段階では内部通路説という、ピラミッド内部にらせん状の通路を作り、それを使い頂上まで建設されたのではないかという説が有力視されており、実際にピラミッドの重力分析によって内部にらせん状の空洞の存在が示唆されています。
内部構造
内部構造についても、ごく最近になってピラミッドの内部の大回廊の真上に未知の巨大な空間があることが発見され、大回廊の天井にかかる重力を軽減させる目的で作られたのではないかと推測されていますが、不思議なことにこの空間につながる通路がどこからも発見されないため、中がどうなっているかは不明です。
ホットスポット
近代のサーモグラフィーを使った検査で、ピラミッドの内部に一部だけ他よりも熱くなっている、ホットスポットと呼ばれる場所があることが判明しました。砂漠の熱いところにあるピラミッドですが、通常の天候条件では説明できないほどの温度になっているそうです。またこのホットスポットは三大ピラミッドだけでなく、ツタンカーメンの墓でも見られるようで、まだまだ壁の中に隠れた空間があるとみられています。
スフィンクス
ピラミッドのすぐそばに控える巨大なスフィンクスは、カフラー王のピラミッドの入口からもっとも近く、それを護るために作られたとされています。石を積み上げ作られたピラミッドとは異なり、スフィンクスは巨大な1つの石から掘られた彫刻です。長さは73.5m、高さは22mもあり、世界最大の彫刻となります。スフィンクスの顔はカフラー王を模して作られとされていますが、一説ではスフィンクスの方が先に存在していて、そのそばにピラミッドを作ったという話もあります。
ピラミッドのパワー
写真を見たり話を聞くだけでも想像がつくと思いますが、三大ピラミッドは相当力の強いパワースポットです。実際に行ってみると、まずその大きさや雰囲気のすごさに圧倒されます。これを4500年もの昔に人類が作ったのかと思うだけで心が躍り、エネルギーが湧いてくる感はありますが、実際には王が特別な墓を作るだけあり、そこは神秘的なパワーに満ち溢れています。古代のエジプトでは太陽や星を神々に例えてきましたが、それは、そこから得られる力を感じてこそのことだったと思われます。
人生を大きく変えたい、今を出発点として大きく成長したいと思っている人にはとてもお勧めのパワースポットです。これだけの建造物を建てるに至らせた偉大な王が眠っていることもあり、厳かな気持ちで訪れれば、そのご利益も頂けるでしょう。決して思い付きで行けるようなところではありませんが、惹かれるものがあれば呼ばれている可能性もあるので、人生で一度は行ってみることをお勧めします。
